表面張力を利用した簡単でおもしろい実験を紹介!
水の表面張力を言葉で説明するとなんだか難しい・・
ですが!
動きがある見た目も面白い実験なので、子どもたちも楽しんでやってくれますよ~!
理科や化学に興味を持つきっかけになれば。
それでは、コショウが大脱走!?表面張力の実験で用意するもの・実験の手順・なぜコショウは広がるのか?自由研究のまとめ方ヒント
いってみましょ~!
コショウが大脱走!?表面張力の実験
我が家でこの「コショウが大脱走!?表面張力実験!」を行ったときの動画がこちら!
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表面張力の実験で用意するものは?
- 胡椒(こしょう)
- 水
- 食器洗い用洗剤
- 少し深めのお皿
実験の手順は?
少し深めのお皿に水を入れ、こしょうをふりかけます。

こしょうは水面をおおうぐらいたっぷりと!

こしょうが入った水に指をつけてみよう!

まずはなにもつけていない状態で水面に触ってみます。
変化なし。なにもおこりません。
指でかき混ぜてもコショウは水に沈んでいくこともありません。
次に食器洗剤を指につけて、触ってみよう!

食器洗剤を指につけ、コショウの浮いているボールの真ん中をさわってみます。
どう変化するのかな?
水面を触ってみますよ~!


こしょうが一瞬に動いて広がるんです!
「まるでこしょうが指から逃げているみたい」なのでコショウの大脱走!?というんですね!

少し時間が経つと・・こしょうが沈んでいきます。
なぜ?コショウは広がるのか?
水は水分子という小さな水のような粒でできています。
水の表面では水分子が別の水分子を引っ張りあうので、水の表面には張りつめた膜ができます。この力を表面張力といいます。
なので水にコショウを入れても、水の表面の上にコショウが乗っかるようになります。張りつめた布の上に物をおいても、物が落ちないようなものです。
しかし洗剤には水の表面張力を弱くする力をもっています。なので、指に洗剤をつけてお皿に水を入れると、指の周りのコショウは水の中に落ちていきます。
そして指から離れたコショウは表面張力の強い、お皿の外側に引っ張られるのでコショウが散らばっていくのです!
【小学校低学年】コショウを使った表面張力の簡単な実験http://jiyukenkyu.info/1337より引用
我が家での実験の様子

コショウがパッと一瞬で動くので、子どもたちは驚き!
もう一回触ったらどうなるか?など試していました。
自由研究のまとめ方ヒント!
自由研究の課題にするなら、
- 実験の方法や流れをまとめる。
- 実験を行った結果を写真や記録でまとめる。
- 自分の予想・結果をまとめる。
- 食器洗剤とは違ったもの(しょうゆ・レモン汁)で試してみて、その結果をまとめる。
そして、上記の実験内容を模造紙などの大きな紙にまとめる。
実験の全体がわかりやすくておすすめです!
簡単なので失敗もすることも少なく、おすすめの実験です。
お家でできる楽しい・面白い実験でしたー!